当社は、愛知県より優良産業廃棄物業者に認定されており、遵法性、事業の透明性、環境配慮の取り組み、財務体質の健全性など、通常よりも厳しい許可基準に適合していることが求められています。具体的に、ISO14001の規格に基づく環境マネジメントシステムおよびISO45001の規格に基づく労働安全衛生マネジメントシステムの認証の維持、電子マニュフェストの利用、排出係数の低い燃料の利用や工場等事業所における再生可能エネルギー電力利用によるCO2排出量の削減、車両GPS管理やWEBカメラの設置等を行っています。

廃棄物の中間処理業者として循環型社会を推進していくべく、リサイクル率を向上させるために破砕選別施設、焼却施設、固形燃料RPF施設、銅ナゲット製造機、蛍光灯再生プラント、太陽光パネルリサイクル設備を導入し、多品種・小ロットからの廃棄物についても積極的にリサイクルすることで廃棄物処理のワンストップサービスを行っています。

有害廃棄物、感性性廃棄物については焼却炉で焼却して無害化と減容化の処理、サーマルリサイクルを行っています。更なる廃棄物の無害化および減量化を図るために乾溜ガス化焼却装置（日量75.48t)とロータリーキルン炉（日量10.2t）、固定床炉（日量6t）に発電施設を併せたプラントを建設、2022年2月に稼働しました。
他方、脱炭素の潮流より太陽光パネルの導入が拡大している社会背景の中で、早ければ2030年には使用済み太陽光パネルの廃棄量が急増するとされています。このようなニーズに対応するべく、ブラスト工法による太陽光パネルリサイクル設備を導入することで持続可能な社会の構築に貢献していきます。